採用情報

先輩社員インタビュー

先輩社員の声を聞こう 西垣ポンプで働くってこういうこと。 先輩社員の声を聞こう 西垣ポンプで働くってこういうこと。
設計課係長 松川 公彦
先輩社員①

設計課

係長 松川 公彦

Matsukawa Kimihiko

設計課は、主にお客様からのご要望に応じたカスタマイズ品の設計を行う工程です。オーダーメイドに関しては全部署の司令塔となり、品質保証や仕入先対応、ポンプ選定なども行っています。

ポンプは流体解析などで理論上設計してみても、実際に試作してみると上手く性能が出ないことがあります。
そこをどうやって埋めていくかと言う作業が、ある意味面白い仕事になります。
例えば特殊品の設計の場合だと、「どこまで寸法をお客さんの要望に沿わせることが出来るか」「どこまでコストを抑えられるか」などを極めていく作業になります。
そのような、一つのことに対して意欲的に突き詰められることが出来る人材が、設計には向いています。
その一方、お客様対応においては、人とのコミュニケーションが得意な人材も必要不可欠です。

今は西垣ポンプ製造の第二の創業期と思っています。
意欲と粘り強さを持って、過去の資産を次の世代につなげることが出来る、革新的な想いを持った方がいれば、弊社では活躍出来ると思います。

※インタビュー当時(2024年5月14日)の内容となります。

鋳造課係長 田口 輝男
先輩社員②

鋳造課

係長 田口 輝男

Taguchi Teruo

鋳造課は、ポンプの骨格となる鋳物を作り、機械課に送るのが主な工程です。
一目見て分かる通り、危険。そして暑い。体力も必要です。
ですが、私も長年やってきて感じるのは「カタチのないものを鋳物(カタチ)にする」と言う仕事は、上手く出来た時に非常に嬉しいです。
組立課や機械課と言うのは、品物があってそれを加工したり組み立てたりする工程ですが、そこにないモノを作る楽しさは他の課では味わえません。
次工程の課から、何か問題あればクレームとして返って来るのですが、逆に何もないと言うことは良い物だから何も返って来ないのです。
職人魂ではないですが、何も言われないものが上手く出来たら、これは嬉しい。

砂練りは冬と夏とでは水の入れ具合が異なりますが、これには経験が必要です。
鋳型づくりは、型によって大小が当然ありますが、溶湯(溶かした金属)を流した時に膨らみ方が異なります。
小さいものは普通に込めばいいのですが、大きいものだと側面が柔らかくなり、溶湯の力で膨張してしまいます。
また、溶湯を注ぐと気体が発生するため、鋳型の中で気体が外に出る前に止まってしまうと鋳巣と言う不良が出来てしまいます。
これらを知っている者同士でやらないと、ただ単に砂を込むだけでは良い物は出来ません。
より早く、より良い物を作れるように、日々考えながら製造しており、私達はやり甲斐に満ち溢れた仕事だと思っています。

※インタビュー当時(2024年5月14日)の内容となります。

機械課係長 西 勇二
先輩社員③

機械課

係長 西 勇二

Nishi Yuji

機械課は、多岐に渡る種類のポンプの、ほとんどの部品を製造する工程です。
メーカーなので、すべての部品をイチから作るため、1000分台(0.001mm台)の厳しい精度で切削・穴あけ・研磨などを行います。
西垣ポンプは製品の種類が多く、材料によって機械のプログラムを変えなければならないため、誰でも出来る仕事ではありません。
工業高校出身者がほとんどですが、入社してからも勉強し続け、先輩から聞くなどして、技術が継承され今に至っています。

課内は人数が多く年齢もバラバラなので、人それぞれ考え方も違います。
長年やってきた熟練の先輩と、新しい技術を学んできた若い方では、話が噛み合わないこともあります。
「人の話をしっかり聞く」「自分の考えに固執しない」などを大事にし、一丸となってチームワークを築き上げることが大切です。
私はまだ年齢は下の方なのですが、先輩達が今まで築き上げてきた古い考えも受け入れ、変えていくべきことは変えていかなければならないと思っています。
それこそが100年企業である西垣ポンプのあるべき姿だと思っています。

※インタビュー当時(2024年5月14日)の内容となります。

組立課井上 政利
先輩社員④

組立課

井上 政利

Inoue Masatoshi

組立課では組立以降の塗装・梱包・出荷を行う工程です。
発送後に目にするのはお客様ですので、傷・汚れや塗り残し、製品の取り違えなどがないように細心の注意を払っています。
塗装作業工程においては防護マスクを徹底し、通常の健康診断の他に有機溶剤用の健康診断を年一回行っています。
また、製造ラインの他に工場内すべての管理も行っており、臨機応変な対応が求められます。

現在の組立課内は年齢層も若く、若い方にとっては働きやすい環境だと言えます。
日々の出荷台数は異なるため、例えば今日が一桁の台数なのに明日が二十台弱の台数ともなると、見落としが発生してクレームにつながってしまいます。
こう言った失敗に対してもガミガミ言うのではなく、その後のフォローを心掛けることで、チームに良い空気を循環させる工夫をしています。
他者に気を使うことが出来る人、率先して仕事を見つけることが出来る人が向いています。

ライバル会社がありますので、当社の製品も常に他社と比較され続けています。
会社全体のチームとして他社に勝るものづくりを行っていけば、自ずと結果が出ると思います。

※インタビュー当時(2024年5月14日)の内容となります。

検査課主任 長谷部 弘
先輩社員⑤

検査課

主任 長谷部 弘

Hasebe Hiroshi

検査課は、前工程の組立課から台車で流れてくる完成品の品質を検査する工程です。
特殊な技能は必要なく、色々なところに目を配って細かい部分に気付くことが出来る方なら誰でも働ける部署です。
検査の数値だけでなく、完成品の見た目や運転中の音、熱をもっていないかなど、様々な部分に気を配って検査を行います。
分解して自分なりに性能を正常値に戻したり、前工程のどこにミスがあったのか気付き、後工程にミスを送らないと言う部分にやり甲斐を感じます。
特に厳しいと言う部署ではないので、分からないことは気軽に聞いてもらえれば、とことん丁寧に教えます。

※インタビュー当時(2024年5月14日)の内容となります。